クラウド請求管理ツールのMakeLeapsが60万ドルの資金調達を実施 海外投資家が国内クラウドサービスの可能性に注目
2014年08月28日
クラウド型見積・納品・請求管理ソフト「MakeLeaps」(メイクリープス)を提供するメイクリープス株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:Jason Winder)は本日、起業家向け投資プラットフォーム「AngelList」(エンジェルリスト)を通したシンジケーションラウンドを含むエンジェルラウンドにより、合計60万ドルの資金調達を実施したことを発表いたします。
AngelListの創設者、Naval Ravikant氏及びHatena Inc.の取締役、Richard Chen氏、500 Startups代表のDave McClure氏に加え、複数のシリコンバレーを拠点とする著名エンジェル投資家が資金提供に参加しています。国内市場のみをターゲットとしている日本のスタートアップがAngelListを通して投資を受ける初めてのケースとなりました。
資金調達の背景
MakeLeapsは、2011年10月に個人事業主向けにサービス提供を開始して以来、多くの個人事業主と中小企業、そして大企業にもご利用いただいています。
あらゆる作業を自動化することによって、より効率的なビジネスの実現をお手伝いしてきました。現在利用ユーザー数は15,000ユーザーを超え、その大半がフリーランスや従業員数100名以下の中小企業となっています。
常にユーザーの要望に沿ってサービスを改善してきたこと、また分かりやすく導入しやすいシステムと、実際のユーザーの口コミなどにより成長のスピードが高く、今年4月からの3ヶ月間では約20%の収益成長を実現しました。
AngelList創設者、Naval Ravikant氏のコメント
日本は歴史的にも新たな技術の開発に大変優れています。しかし、日本のクラウドビジネスソフトはまだまだ進化が足りていません。MakeLeapsはその現状を変える可能性を大きく秘めていると信じており、日本市場に特化したスタートアップへの、エンジェルリストの最初のシンジケートをリードできることを大変嬉しく思っています。
今後の展望
今回調達した資金を元に、MakeLeapsでは主に中小企業向けの機能拡充と更なるサービス向上を予定しています。具体的には、大量書類や顧客データの運用・管理の工数をさらに削減することを目的とする機能の充実、既存の業務系システムやBtoB決済サービスとのインテグレーションやAPIなど、これまで中小企業から多く要望をいただいていた機能を拡充していきます。同時に、さらに多くの中小企業に導入していただけるよう、セールスエンジニアチームの強化も予定しています。MakeLeapsでは引き続き、より進化したクラウド自動化システムによって日本のビジネスの効率化をサポートして参ります。
AngelListとは
2010年に米国サンフランシスコを拠点としてローンチしたスタートアップ向けプラットフォーム。エンジェル投資家とスタートアップが出会えるSNSである他、スタートアップが人材を探せる場でもある。投資を求める様々なスタートアップ企業が株主情報を実名で公開し、スタートアップ企業に投資したエンジェル投資家は自らの投資実績を公開している。
ウェブサイト:https://angel.co/
MakeLeapsとは
オンラインでビジネス書類を発行・管理・送付できるサービス*。2011年10月のサービス提供開始以来、個人事業主から中小・大企業まで国内15,000社以上の事業社に導入されている。法人間取引における書類の送受信や管理をオンライン上で行うことにより、ワークフローの大幅な自動化と人件費・コストの削減を実現する。
※ 現在の対応書類は、見積書、発注書、納品書、請求書、領収書。
会社概要
会社名 | メイクリープス株式会社 |
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代表 | 代表取締役社長 岡田 泰 |
本社 | 東京都目黒区中目黒3-1-5 YK中目黒ビル2F |
ホームページ | https://www.makeleaps.jp |
設立 | 2014年7月 |
事業内容 | ビジネス向けのクラウド型請求管理サービス『MakeLeaps』の開発・運営 |
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報道関係者お問い合わせ先
メイクリープス株式会社 広報担当
TEL:03-4550-1530
メール:press@makeleaps.com