中小企業のDX・働き方改革が加速  「少数精鋭で会社拡大するためにはITツール活用が必須」  ~リフォーム業の有限会社 河村 クラウド型請求管理ソフト導入事例紹介~

2020年08月27日

クラウド型請求管理ソフトの開発・運営を行うメイクリープス株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:ジェイ・ウィンダー)では、クラウド型請求管理ソフト『MakeLeaps(メイクリープス)』を提供し、フリーランスから大手企業まで規模にとらわれずに幅広い業種で導入されています。

昨今の働き方改革の一環として、労働基準法が改正され、時間外労働の上限が法律に規定されました。2020年4月からは中小企業も規制の対象となり、働き方改革のさらなる推進が中小企業には求められています。また、新型コロナウィルス肺炎の影響で急速に広がったテレワークですが、大企業に比べて中小企業では導入率が低い傾向にあります。その理由の1つとして、中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が未推進であり、テレワークためのインフラが整っていないことが挙げられます。

しかし、中小企業が新たにITツールを導入するには、慣れ親しんだ習慣を変えるための社内の体制作りなど複数のハードルがあると言われており、DXを推進して働き方改革や生産性向上を実現したいにも関わらず中々着手できないという声もあります。

本プレスリリースでは、『MakeLeaps』をクラウド型顧客関係管理ソリューション『Salesforce(セールスフォース)』と連携して利用できる『MakeLeaps for Salesforce(以下、MakeLeaps)※1』を導入し、西東京市でリフォーム業を経営している有限会社 河村の事例をご紹介いたします。

※1 MakeLeaps for Salesforce (略称:ML4SF) とは株式会社セールスフォース・ドットコムが開発・運営するクラウド型顧客関係管理CRM製品『Salesforce』に、MakeLeapsアプリケーションをインストールして利用できる製品。Salesforceに登録されている取引先や商談データを基にワンクリックで見積書や請求書を作成・送付できるためより効率的な業務効率化を実現できる製品です。

導入背景:「まずは入れてみよう。」会社成長の地盤固めとしてITツールは必須。代表自ら改革の先陣を切る。

東京の西東京市で10名以下の少数精鋭でリフォーム業を展開する有限会社 河村。代表取締役 河村広明様にお話を伺いました。「当社は2000年に創業しています。創業からしばらくは大手企業の下請け案件が中心でしたが、お客様と直接取引しないと利益も先細りになると危機感を抱き、数年前より事業の再構築に着手しはじめました。具体的には、新たに個人向けリフォームの提供を開始し、事業拡大を目指したのです。」

同時に組織改革にも乗り出します。具体的には、「少数精鋭で事業拡大するための地固めにはITツールが不可欠と判断しました。まず、個人顧客にアプローチするためには営業支援ツールが必要となり『Salesforce』の導入を決定。見積書や請求書をはじめとする帳票管理も課題だったので、『Salesforce』と相性の良い『MakeLeaps for Salesforce(ML4SF)』の導入も決めました。」

代表取締役 河村広明様

代表自ら積極的にDXに取り組まれましたが、順風満帆で社内のIT化が進んだわけではありません。「社内のメンバーは、みんな本音では、今まで慣れ親しんだやり方を変えたくないことはわかっていました。しかし、これらITツールが購入していつでも使える状態になっていれば、本当に必要な時にすぐ動けるのではないか、そうでなくとも、ITツールがあることを常に意識してだんだんと使い始めるのではと思ったのです。みんな急激な変化よりも、徐々に新しいものに触れてそれを“当たり前“にさせていく方がいい。社員には、ITツールの導入が将来的に働きやすい環境や収入増として返ってくることを、時間を惜しまず丁寧に伝えていくことが大切だと思います。」

導入後、「経営の数字を見る感覚が磨けた」 「中小企業が利用するITツールには丁寧なカスタマーサポートが必要」

『MakeLeaps』導入前は法人相手のビジネスで取引先が限られていたため、表計算ソフトを使って見積書や請求書を作成されていたそうです。「これから個人を対象に事業を拡大していく上では取引数が多くなるため、『MakeLeaps』のようなITサービスがないとExcel地獄にはまっていたでしょう。個人相手ですと同業他社と比較するためにまずはお見積りが欲しいと言われることが多く、スピード感が求められます。その点でも、『MakeLeaps』を活用することができました。」

このように、業務効率性のアップが実現しただけではなく他の効用もありました。「売上データとして抽出する手間をかけずに、『MakeLeaps』のインターフェイス上で経営分析ができるようになったのです。」「経営者は、会社運営に対して“肌感”と“数字感“を持つ必要があると思っています。”肌感“は経営者の経験則や感性で行ける・行けないを判断すること。”数字感“は可視化した絶対的なデータで判断することです。私は『MakeLeaps』のおかげで両方を身に付けることができたと感じています。」

『MakeLeaps』のインターフェイス上で売上データを見ることが可能
『MakeLeaps』のインターフェイス上で売上データを見ることが可能

実は、『MakeLeaps』の導入後、会計事務所が利用している会計ソフトの兼ね合いがあり他の請求書管理サービスに切り替えられた時期があったそうです。「しかし、一年ほど利用してまた『MakeLeaps』に戻ってきました。その理由はなんといっても、サポート対応が迅速で丁寧という点に限りますね。請求関連の業務はスピードが求められますが、すぐにITツールを運営している会社と連絡が取れなければ、その分のビジネスへのインパクトが大きい。ITツールの使い方でスタックしてビジネスを止めないためには丁寧なカスタマーサポートが必要だと思っていまして、その点『MakeLeaps』のサポートには非常に満足しています。」

最後に、今後の『MakeLeaps』に期待することを伺いました。「メイクリープス社に期待することとしては、自社の利益率も見積書の作成段階で計算できるようにしてもらえると、より数字で判断して攻めていけるので嬉しいですね。」

毎月の請求書管理をより簡単に。事務作業の効率化から働き方を改革

クラウド型請求管理ソフト『MakeLeaps』は、請求書の作成から郵送まで、さらに売上レポートなどを一元的に管理することで手間を削減。効率化することで働き方改革に貢献しており、2019年8月1日からは、さらなる発展とサービス向上を目指し、親会社である株式会社リコーとの共同開発をスタートしました。

働き方が多様化し、副業なども増えている今、フリーランスを含む個人事業主や中小企業など、より事務作業の効率化を求める人々のために、当社はこれからもよりよいサービスをお届けしてまいります。

MakeLeaps for Salesforce画面と作成された請求書
MakeLeaps for Salesforce画面と作成された請求書

有限会社 河村について

代表代表取締役 河村広明
本社東京都西東京市ひばりが丘1-6-3恩田ビル2階
ホームページhttps://www.info-kawamura.com/
設立2000年4月
事業内容建築工事・住宅リフォーム・ハウスコーティング・空気設備・電気設備維持・衛生設備・リフォーム用品開発、販売

サービス概要

名称MakeLeaps(メイクリープス)
サービス開始MakeLeaps 販売開始:2011年10月
MakeLeaps for Salesforce 販売開始:2015年8月
費用個人プラン 500円~、法人プラン 800円~、セールスフォース連携版 30,000円〜

機能

MakeLeaps機能概要
  • 会計連携対象製品:PCA社製 「PCA 会計DX」、OBC社製 「勘定奉行」
  • 販売連携対象製品(MakeLeaps for Salesforceは非対応):PCA社製 「商魂 DX」、 OBC社製 「商奉行」
  • 本プレスリリースに記載されている価格表示は、すべて税抜表示です。

会社概要

会社名メイクリープス株式会社
代表代表取締役社長 岡田 泰 
本社東京都目黒区中目黒3-1-5 YK中目黒ビル2F 
ホームページhttps://www.makeleaps.jp
設立2014年7月
事業内容ビジネス向けのクラウド型請求管理サービス『MakeLeaps』の開発・運営 
  • 本リリースに記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。 
  • 情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。 
  • リリース内に記載の価格は、全て税別表記です。 

報道関係者お問い合わせ先

メイクリープス株式会社 広報担当
TEL:03-4550-1530
メール:press@makeleaps.com

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