リコー、中小企業における請求・会計業務のデジタル化と生産性革新への支援を加速~メイクリープスとの共同開発でクラウド型請求管理サービスと基幹システムとの連携機能を強化~

2019年07月25日

株式会社リコー(社長執行役員:山下良則)と2018年11月にグループ会社となったメイクリープス株式会社(代表取締役CEO:ジェイ・ウィンダー)は、クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps」と基幹システムとの連携機能を共同で開発しました。

その第一弾として、8 月1 日から、「販売管理連携 商奉行」「会計連携 勘定奉行」「会計連携 PCA 会計」を、リコーの国内販売会社であるリコージャパン株式会社が全国で販売する「MakeLeaps」のオプションとして提供いたします。

中小企業では、販売管理システムや会計システムの導入が広がり、社内業務の効率化が進んでいます。一方、企業間取引においては、見積書や発注書、納品書、請求書といった書類を中心に、紙での業務運用が根強く残っており、その結果、手作業によるシステムへのデータ入力、印刷や郵送など、デジタル化されていない業務に人手と工数がかかり、生産性向上の障壁となっています。

メイクリープスは、見積書・発注書・請求書をはじめとする各種帳票・伝票の作成や請求書発行後の入金管理、各種書類の電子送付、郵送代行を行うことができるクラウド型サービス「MakeLeaps」を提供しています。同社は2014 年の創業以来、お客様から高い評価を得る商品力により中小企業を中心とする多数のお客様に導入実績を作り、請求関連業務を効率化することで企業の発展に貢献してきました。

リコーは、全国に約8,100名の営業と約4,600名のカスタマーエンジニアを有する販売会社であるリコージャパンを介し、100万事業所を超えるお客様の経営課題や業務課題の解決を支援しています。これまでの中小企業への基幹システムの販売・運用支援で培った、基幹業務のプロセスを改善するノウハウを有しています。さらに2018年10月に提供開始したクラウド型AI(人工知能)帳票認識OCR ソリューション「RICOH Cloud OCR for 請求書」により、紙の請求書を自動認識しデジタルデータ化することで、請求・会計業務におけるデータ入力作業の効率化に貢献しています。

今回、共同開発した「販売管理連携」により、販売管理システムで管理しているお客様に対して、「MakeLeaps」からワンクリックで、セキュリティを保った状態で請求書を電子送付することが可能になります。従来、紙の請求書を出力し郵送していた業務を効率化し、コストを大幅に削減できます。また、取引先のご要望に合わせて、紙の請求書を出力し、郵送代行するサービスを柔軟に組み合わせてご利用いただくこともできます。これらのサービスにより、請求業務におけるペーパーレス化の促進、毎月発生する郵送業務の劇的な効率化を実現いたします。
また、「会計連携」では、「MakeLeaps」で発行した請求書に対応した仕訳データを自動的生成できるため、会計システム側の売掛の会計処理が簡単になります。さらに「MakeLeaps」の銀行口座連携機能・AI消込機能により、発行した請求書に対する入金があったタイミングで、会計システム*2 側での売掛金消込に反映させることもでき、会計業務の負荷が軽減できます。

今後、販売管理システムや会計システムと「MakeLeaps」との連携を順次拡大*3 し、請求・会計業務のデジタル化へのご支援を強化・加速することで、中小企業のお客様の生産性革新に貢献してまいります。

※1 OBC 社製「商奉行」と連携しました。

※2 PCA 社製「PCA 会計DX」、OBC 社製「勘定奉行」と連携しました。

※3 PCA 社「商魂」、OSK 社製「SMILE V シリーズ」などは順次連携予定です。

  • 軽減税率制(区分記載請求書等保存方式)に、8月以降対応予定です。
  • PCA は、ピー・シー・エー株式会社の登録商標です。
  • SMILE は、株式会社OSKの登録商標です。
  • その他、会社名および製品名は、それぞれ各社の商号、商標または登録商標です。

新製品の主な特徴

販売管理連携 商奉行

販売管理システムは、販売プロセスで必要な情報の登録・帳票発行機能を保持しており、作成した見積書や請求書は、お客様ご自身で印刷、封入、投函を行っているケースが大半を占めます。販売管理システムと「MakeLeaps」を連携させる事で、見積書や請求書の送付を電子化、または、郵送代行が簡単にでき、請求業務の効率化、郵送コストの改善が可能となります。

「会計連携 勘定奉行」「会計連携 PCA 会計」

月末・月初の会計処理には、請求毎に勘定科目や補助科目の設定などの仕訳データの入力に多くの労力をかけています。「MakeLeaps」と会計システムとを連携させる事で、「MakeLeaps」で発行した請求情報は売掛金データとして、現行口座連携による入金情報からは消込データとして、仕訳データを自動生成でき、これを会計システム*2 へ取り込むことで会計業務の効率化が図れます。

報道関係のお問い合わせ先

株式会社リコー 広報室
TEL:050-3814-2806(直通)
E-mail:koho@ricoh.co.jp

メイクリープス株式会社 広報担当
Tel: 03-4550-1530
Email: press@makeleaps.com

お客様からのお問い合わせ先

リコー MakeLeaps サポートセンター
メール:ricohmakeleaps.support@nts.ricoh.co.jp

リコーグループについて

リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています。(2019年3月期リコーグループ連結売上は2兆132億円)。

創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会にむけて積極的な取り組みを行っています。

EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES – 人々の“はたらく“をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。 https://jp.ricoh.com/

クラウド型請求管理ソフト「MakeLeaps」について

「MakeLeaps」は、見積書や請求書をはじめとする帳票伝票作成・送付~入金管理までの作業工数を削減することで、ビジネス成長を支援するクラウド型請求管理ソフトです。インターネット環境さえあれば、経理、営業、経営者がリアルタイムで入金状況や顧客・プロジェクトごとの帳票データを共有し、場所を選ばず作業することができます。定期請求書の作成予約、商品管理、レポート、承認・権限設定、請求書のカード決済、銀行口座連携、入金管理など、法人取引に特化した多彩な機能を提供しています。営業支援ツール Salesforce (株式会社セールスフォース・ドットコム)、決済代行サービスStripe (Stripe Inc.)、Evernote (Evernote Corporation) 、Slack(Slack Japan株式会社)などシステム連携も多数。最新技術を駆使した業務改善を低価格で実現し、中小企業から大企業まで幅広いユーザーの事業成長を支援します。

運営会社のメイクリープスは2011年からサービスを開始、2014年7月に法人化。外国人半数、女性半数で構成され、多様な個性を認め尊重し合うことで、最大限に能力を発揮する文化が根付く国際色豊かなチームです。

詳しい情報はこちらをご覧ください。 https://www.makeleaps.jp/

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