2024年 中小企業の経理担当者が抑えておきたい法制度 〜「MakeLeaps」2023年リリース機能を一挙公開〜
2024年01月30日
リコーグループのメイクリープス株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:児玉哲、以下メイクリープス)が提供するクラウド型請求管理サービス「MakeLeaps(メイクリープス)」は、「中小企業の経理担当者が抑えておきたい法制度」と題し、今後押さえておくべき請求書作成・管理のポイントを2023年に発表した機能とともにご紹介します。
抑えておきたい3つの法制度のポイント
1. 適格請求書等保存法(通称:インボイス制度)の普及
インボイス制度は消費税の申告制度であり、仕入税額控除のひとつです。2019年10月から、日本では消費税が複数税率になりました。これに伴い、事業者のなかには、仕入と販売でかかる税率に差がでるケースがあります。インボイス制度は、この際に起こる計算ミスや不正を防止するために導入されます。
また、インボイス発行には「適格請求書発行事業者の登録番号」の記載が求められます。なお、インボイス(適格請求書)の発行は適格請求書発行事業者だけが行えるものであり、免税事業者は発行できません。この仕組みにより、仕入税額控除がより正しく機能するように設計されています。
2023年10月1日より施行されたインボイス制度の必須要件である「登録番号」を登録する「MakeLeaps」ユーザーも確実に増え続け、前回行った2023年9月の調査より約23%増加しました。
まだ登録番号の発行を行なっていない事業者の経理担当者は、早期のうちにインボイス制度の適用可否を判断しましょう。
調査企業:メイクリープス株式会社
調査対象:MakeLeaps、MakeLeaps セールスフォース連携版を有料プランで利用中の企業様
- 2023年8月4日時点:44.23%
- 2023年9月12日時点:60.23%
- 2024年1月23日時点:83.9%
インボイス制度 導入における留意点
- 請求書の記載方法と経理方式の変更
- 適格請求書発行事業者の登録番号取得・記載
[詳細] インボイス制度対応 https://www.makeleaps.jp/features/invoice-seido/
2. 2024年1月1日施工:改正電子帳簿保存法の猶予期間終了
2022年1月1日施行の改正電子帳簿保存法(通称:電帳法)で、電子で送受信した取引(電子取引)は電子データでの保存が原則義務化され、紙保存ができなくなります。ただし、電帳法の移行措置期間が2023年末まで移行措置が取られており、施行後2023年末は従来の請求書保存の方法でも猶予措置として可能とされていました。しかし、2024年1月1日以降は電子帳簿保存法の要件に則って電子保存する必要があります。
そのため、今まで紙や印刷物を基準に帳簿保管を行なっていた企業は、電帳法に適した形式で保存する必要があります。
改正電子帳簿保存法 導入における留意点
- 改正電子帳簿保存法の法制度に適応した方式による保存・送信
- 法制度に適した運用を徹底する規定・手順書等の策定
[詳細] 電子帳簿保存法対応 https://www.makeleaps.jp/features/denchoho/
3. 物流の2024年問題 – 運輸・物流現場の法制度改定
「物流の2024年問題」とは、2024年4月1日以降、トラックドライバーの時間外労働時間の上限が年960時間に制限されることにより発生する諸問題のことです。運送・物流業界の働き方改革関連法のひとつとして施行される制度ですが、この結果、人件費の拡大や規定時間内での作業量の負荷増減が考えられます。
また、運輸・物流現場はデジタル化の優先順位があまり高くない傾向にあることが中小企業庁の調べ(※)でも顕著であり、今現在デジタル化を進めている渦中です。
特にドライバーの人件費増や昨今のEコマースの普及による配送負荷の増加を見据えると、請求・経理業務の外注化やデジタル化の活用は必要不可欠といえます。
※ 2022年版 中小企業白書(中小企業庁)https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2022/chusho/b2_3_2.html
物流の2024年問題における留意点
- システムは自社で使いこなせる請求管理システムを導入
- 先々のことを考えて、法制度に対応したシステムを検討・導入
「MakeLeaps」では、建設・物流企業のかたがお使いになる基幹システムとの連携を2023年進めてまいりました。日本の中小企業のデジタル化を促進することで、日本経済の発展に貢献いたします。
2023年「MakeLeaps」リリース機能を一挙公開
クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps」は、昨年2023年も多数の機能をリリースしました。
今後新たに策定される法制度にも順次対応予定です。今後の機能の拡充にもぜひご期待ください。
1. インボイス制度関連
2. 電子帳簿保存法・新機能関連
- 書式を自由にカスタマイズできる機能の提供を開始 〜書類発行業務の効率化と法改定への対応を支援〜(2023年1月23日)
- 改正電子帳簿保存法 対応強化 〜メール送付・郵送代行以外の書類発送も保存要件に対応〜(2023年6月13日)
- メール送付ファイル添付機能 アップデート 〜PDF以外のファイルも添付可能に〜(2023年7月12日)
- PDFファイル名のカスタマイズ機能を提供開始 〜見積書・請求書の管理がさらに便利に〜(2023年8月23日)
- 新機能 送付予約機能を提供開始 〜作成・承認済み書類を35日先まで指定可能 経理担当者の負荷分散に貢献〜(2023年11月16日)
3. 他社ソフト機能連携関連
- OSK SMILE 販売との連携を実現 〜ワンクリックで郵送代行が可能 経理業務のDX化を促進〜(2023年4月25日)
- 「Salesforce連携版」カスタムオブジェクト連携機能を提供開始 〜誰でもノーコードで連携可能〜(2023年6月28日)
- 「どっと原価シリーズ」との連携を実現 〜ワンクリックで郵送代行が可能 経理業務のDX化を促進〜(2023年8月3日)
- 「使えるくらうど工事台帳」との連携を開始 〜ワンクリックで郵送代行が可能 経理業務のDX化を促進〜(2023年9月27日)
- ワークフロー「コラボフロー」との連携を開始〜申請・決済業務から請求書管理まで バックオフィスの電子化を促進〜(2023年10月31日)
- 建設業向け見積・原価管理ソフト「レッツ原価管理 Go2」との連携を開始 〜改正電子帳簿保存法に対応、経理現場のデジタル化を促進〜(2023年11月15日)
- kintone向け追加オプション機能を提供開始 〜「クラウド発展業務管理」専用オプション、請求書の法制度対応・電子化をさらに促進〜(2023年11月28日)
4. その他:調査リリース関連
5. その他:受賞関連
- 「BOXIL SaaS AWARD Spring 2023」請求書発行システム部門でGood Serviceに選出(2023年3月7日)
- サイボウズのパートナー評価制度 「CyPN Report 2023」アライアンス部門で一つ星受賞(2023年5月18日)
- BOXIL SaaS AWARD Summer 2023 請求書発行システム部門 「Good Service」4期連続で選出(2023年6月6日)
- BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023 請求書発行システム部門で「Good Service」5期連続受賞(2023年9月5日)
- BOXIL SaaS AWARD Winter 2023 請求書発行システム部門で「Good Service」6期連続受賞(2023年12月5日)
製品紹介:「MakeLeaps」事務作業の効率化から働き方改革
クラウド上で簡単に見積書や請求書をはじめとする書類を作成でき、承認、郵送代行や電子送付、入金管理や売上レポートの表示ができる請求管理サービスです。2011年製品リリース以降、個人事業主から中堅企業まで幅広い企業様にご利用いただいています。
会社概要
会社名 | メイクリープス株式会社 |
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代表 | 代表取締役社長 岡田 泰 |
本社 | 東京都目黒区中目黒3-1-5 YK中目黒ビル2F |
ホームページ | https://www.makeleaps.jp |
設立 | 2014年7月 |
事業内容 | ビジネス向けのクラウド型請求管理サービス『MakeLeaps』の開発・運営 |
- 本リリースに記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。
- 情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
- リリース内に記載の価格は、全て税別表記です。
報道関係者お問い合わせ先
メイクリープス株式会社 広報担当
TEL:03-4550-1530
メール:press@makeleaps.com